HOME > ブログ > ほくろ > ほくろ除去についての補足③
pagetop

ほくろ除去についての補足③

ほくろ除去について良く効かれる質問に、どのような場合に保険適応になるのか?というものがあります。
当院のHPからの抜粋ですが、ほくろにより何らかの機能的問題がある場合に保険適応となります。

例えば
・顔を洗うときに引っかかる。
・ひげを剃るときに引っかかって、出血することがある。
・洋服を着脱するときに引っかかる。
・眼瞼にあり、視野の邪魔になる。
・悪性腫瘍の可能性を否定できない。
等の場合です。

つまり、そのほくろがあることで生活に何らかの支障をきたしているとき、もしくは放置した場合に何らかの悪影響を及ぼすことが予想される場合に保険適応となります。逆に美容目的でほくろを切除する場合は、保険適応外となりまう。

その他、ほくろは癌化することがあるか?というご質問もよくいただきますが、基本的には通常タイプのほくろの(Miescher母斑、Unna母斑、Clark母斑)がん化するリスクは通常の皮膚とさほど変わらないとされています。

ただし獣皮様母斑と呼ばれるような大型でたくさん毛が生えているようなほくろや、脂腺母斑と呼ばれる肌色から褐色の平坦でガサガサしたほくろなどは癌の発生母地になりますのでなるべく早く切除することが必要となります。

当院でほくろ切除を受けられる方が非常に多いですので、もし気になる方がおられましたらお気軽にご相談いただければ幸いと思います。

理事長ブログ | ほくろ | comments(0) | trackbaks(0)
病気から選ぶ
  • おおしま皮膚科
  • 小島内科クリニック

※掲載内容・料金は更新時点での情報の場合がございます。最新の内容、料金は各院へお問合せください。