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基材による刺激性の違いに付いて

化粧品や医薬品の外用薬には様々な種類がありますが、ベースになっている基材に注目して分類すると油分をどれだけ含むかで
軟膏、コールドクリーム(w/o)、バニシングクリーム(o/w)、乳液、ソリューション(水溶液)などに分類されます。これらのいずれにも分類されない高分子ポリマーによるゲル基材のものなどもあります。

油分を多く含むほどベタベタして装用感が悪くなり、洗い落としにくく、時に伸びが悪いように感じることもあるかもしれません。しかし、油分が多いほど皮膚に対する刺激は少なく、皮膚が荒れているときにも安全に使用することが出来ます。
逆に、水分が多いほど、装用感は良くなり、容易に洗い流せるようになりますが、皮膚に対する刺激が強くなり、皮膚が荒れているときには注意が必要ということになります。

化粧水などは非常に安全な印象がありますが、ソリューション(水溶液)であることが多く、皮膚が荒れているときには注意が必要ということになります。

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