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多発脂腺嚢腫症(多発脂腺のう腫症)について

多発脂腺嚢腫症(多発脂腺のう腫症)というのは首、胸、おなか、脇のあたりにクリーム状の液体が溜まった袋状の病変が多発する疾患で、遺伝的な原因が考えられています。

治療は手術的に取るしかないのですが、通常は病変が10−100個以上と多発する事が多いですので、古典的な取り方であれば、傷が沢山できてしまうことになります。
そのため、当院ではほぞ抜き法(くり抜き法)を応用して小さな穴をあけてそこから病変を取り除く手術方法を推奨しております.

通常の手術方法(矢印→)とくり抜き法(マル○)の違いが分かるかと思います.
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もちろん、治療には保険が適応されます.

当院では一ヶ月あたり数人の多発脂腺嚢腫症の患者様の治療を行っていますので、お困りの方は是非ご相談ください。

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