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AAD(アメリカ皮膚科学会)2018に参加してきました!

サンディエゴで2018年2月16日-20日まで行われたAAD(American Academy of Dermatology)2018に参加してきました。AADというのは世界最大の皮膚科学会です。


サンディエゴは暖かいカリフォルニア州でも特に南部の暖かいところで、日本の6月ごろの気温であったと思われます。



皮膚科学会と言っても一般皮膚科から美容皮膚科、皮膚外科まで概ね網羅的な内容です。

特に美容皮膚科に関しては、チケットを購入しないと聞くことができないシステムになっております。これらは日本人の参加者は一人もいませんので、ここで学ぶと最新の治療法を知ることができると言っても過言ではないでしょう。

・Live demonstration:Soft Tissue Augmentation and Neuromodulators-Simultaneous Cadaver Prosection and Live Patient Injections. 軟部組織のボリュームアップと神経調整(生体と死体を使ったライブ注射セミナー)

・Live demonstration:The State of the Art of Aesthetic Dermatology 最新の美容皮膚科学

・Botulinum Toxin: Video Instruction and Live Panel Discussion  ボトックス ビデオ講習とパネルディスカッション

などにを拝聴してまいりました。

特に・Live demonstration:Soft Tissue Augmentation and Neuromodulators-Simultaneous Cadaver Prosection and Live Patient Injections. 軟部組織のボリュームアップと神経調整(生体と死体を使ったライブ注射セミナー)というのは毎回、AADで目玉となるセミナーで、右でご遺体を解剖しながら左で患者様にヒアルロン酸やボトックスを注射していく、というものです。まず日本では実現不可能かと思われますが、解剖を理解しながらの注入は非常に興味深く、毎回勉強になります。


ヒアルロン酸に関しては、くどいようですが、日本で盛んに行なわれている頬骨上への過剰注入というのは時代遅れで、より自然な注入が求められるようになっています。

ボトックスに関しては、額、眉間、目尻など顔の上半分への注射はさすがにやりつくした感があり、顔の下半分から頸部に抱えてのボトックス注射がメインでした。

例えば、口角下制筋や広頚筋をブロックすることで口囲やフェイスラインのたるみを改善させる、というのアプローチが盛んになされており、かなりの効果を得られていますので、今後、日本でも広がっていくことが予想されます。

ボトックスに関してもう一つ特徴的なのは、注入量を抑えて、より少なく、より浅く注入する、といういわゆるマイクロボトックスのアプローチが見なおされているという点も見逃せないポイントかと思います。

 

保険診療に関しては、酒さ、ニキビ、化膿性汗腺炎、アトピー性皮膚炎などを中心に聴いてまいりましたが、それぞれ分子生物学的な機序の解明が進み、生物学的製剤を始めたとした新薬の開発、適応が進んでいることを強く実感することができました。


 

 

 

今回得た知見を今後の診療に生かしていきたいと思います。

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