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ルミキシルについて

 ルミキシル(Lumixyl)は新しいシミの外用治療薬です。
 ルミキシルは合成オリゴペプチドを含む製剤で、現在、注目されている美白剤です。チロシンキナーゼを阻害することによりシミを薄くします。
 シミをとる外用薬というと、ハイドロキノンがすぐに頭に浮かびます。もちろんハイドロキノンも悪い薬ではないのですが、時にその刺激性が問題になります。
 つまりハイドロキノンは時に刺激により皮膚に炎症を引き起こし、その結果、炎症後色素沈着という別のシミを作ってしまうことがあります。またそのため、肌がデリケートな方や、かぶれやすい方には使うことができないという限界がありました。
 肝斑でお悩みの方は多いと思いますが、肝斑もあまり刺激を与えないほうがいいので、私はハイドロキノンを肝斑の方にお渡しすることはほとんどありませんでした。
 その点、ルミキシルは刺激がほとんどなく、肝斑の方も使いやすいと考えられます。シミに対する効果は同濃度のハイドロキノンより強いと報告されています。
 以上より、
①今までハイドロキノンを使ってみたが合わなかった。
②肝斑を早く治したい。
③顔全体に淡いしみがたくさんあり、レーザー治療、ハイドロキノンの治療が困難といわれた。
といった方に最適と思われます。
 なお、ルミキシルはペプチドでできていますが、アレルギー反応は起こさないのでご安心ください。

シミについて詳しく知りたい方はこちらをご参照ください。

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