ヒアルロン酸注入はシワ、くぼみ、たるみ治療において非常にポピュラーな施術です。
安全で、簡単に若返り治療を受けられることが人気の要因です。厚労省の認可が下りた製剤も多数あります。
熟練した医師が認可済みの製剤を用いて治療を行うと、優れた結果が出ることが多いのですが、ヒアルロン酸の種類が増えるにつれ、あまりこれまで問題にならなかった副作用が見られるようになってきました。
それがヒアルロン酸による遅発性結節で、ヒアルロン酸注入後3−4ヶ月後にヒアルロン酸注入部位が腫れて硬くなってきます。痛みを伴うこともあります。
これまでもヒアルロン酸製剤に対するアレルギー反応が稀にあることは知られていましたが、数ヶ月も遅れてアレルギー反応が出ることは滅多にないとされていました(0.02%)。しかし近年に遅発性結節が増えるにつれ米国ではやや問題になりつつあります。本邦ではあまり知られていませんので、当ブログにて紹介させていただいた次第です。
はっきりした原因はわかっていませんが、ヒアルロン酸が溶けて行く際にできる物質に対するアレルギー反応ではないか?と考えられています。
治療はそれほど簡単ではなく、ヒアルロン酸溶解注射に加え、病変部へのステロイドの注射、ステロイドの内服が必要になります。治療には6週間ほどかかるとされています。
今後、ヒアルロン酸の遅発性結節の患者様が増えてくると予想されます。お困りの方は当院にご相談くださいませ。
サンディエゴで2018年2月16日-20日まで行われたAAD(American Academy of Dermatology)2018に参加してきました。AADというのは世界最大の皮膚科学会です。
サンディエゴは暖かいカリフォルニア州でも特に南部の暖かいところで、日本の6月ごろの気温であったと思われます。
皮膚科学会と言っても一般皮膚科から美容皮膚科、皮膚外科まで概ね網羅的な内容です。
特に美容皮膚科に関しては、チケットを購入しないと聞くことができないシステムになっております。これらは日本人の参加者は一人もいませんので、ここで学ぶと最新の治療法を知ることができると言っても過言ではないでしょう。
・Live demonstration:Soft Tissue Augmentation and Neuromodulators-Simultaneous Cadaver Prosection and Live Patient Injections. 軟部組織のボリュームアップと神経調整(生体と死体を使ったライブ注射セミナー)
・Live demonstration:The State of the Art of Aesthetic Dermatology 最新の美容皮膚科学
・Botulinum Toxin: Video Instruction and Live Panel Discussion しわ取り注射 ビデオ講習とパネルディスカッション
などにを拝聴してまいりました。
特に・Live demonstration:Soft Tissue Augmentation and Neuromodulators-Simultaneous Cadaver Prosection and Live Patient Injections. 軟部組織のボリュームアップと神経調整(生体と死体を使ったライブ注射セミナー)というのは毎回、AADで目玉となるセミナーで、右でご遺体を解剖しながら左で患者様にヒアルロン酸やしわ取り注射を注射していく、というものです。まず日本では実現不可能かと思われますが、解剖を理解しながらの注入は非常に興味深く、毎回勉強になります。
ヒアルロン酸に関しては、くどいようですが、日本で盛んに行なわれている頬骨上への過剰注入というのは時代遅れで、より自然な注入が求められるようになっています。
しわ取り注射に関しては、額、眉間、目尻など顔の上半分への注射はさすがにやりつくした感があり、顔の下半分から頸部に抱えてのしわ取り注射がメインでした。
例えば、口角下制筋や広頚筋をブロックすることで口囲やフェイスラインのたるみを改善させる、というのアプローチが盛んになされており、かなりの効果を得られていますので、今後、日本でも広がっていくことが予想されます。
しわ取り注射に関してもう一つ特徴的なのは、注入量を抑えて、より少なく、より浅く注入する、といういわゆるマイクロしわ取り注射のアプローチが見なおされているという点も見逃せないポイントかと思います。
保険診療に関しては、酒さ、ニキビ、化膿性汗腺炎、アトピー性皮膚炎などを中心に聴いてまいりましたが、それぞれ分子生物学的な機序の解明が進み、生物学的製剤を始めたとした新薬の開発、適応が進んでいることを強く実感することができました。
今回得た知見を今後の診療に生かしていきたいと思います。
こんにちは♡
新座はなふさ皮膚科です。
先日、ガルデルマさん主催のヒアルロン酸の勉強会へ参加してまいりましたー✨
モデルとして(((o(*゚▽゚*)o)))笑
Dr向けのセミナーで有名な先生の説明を聞きながら自ら患者さんの立場になり体験する事で、本当に勉強になりましたし、ちゃっかりリフトアップまで出来ちゃいました♬
以前のヒアルロン酸のの打ち方は気になるシワの溝に沿ってヒアルロン酸を注入していくやり方が主流でしたが、お顔のバランス的に不自然になりがちでした。。。
ここ最近のヒアルロン酸の打ち方はお顔全体的にリフトアップさせ、しわを目立たなくさせる打ち方が主流です。
その方が自然に若返りが可能です✨
法令線が目立つのは頬のお肉が下がってきているからです‼︎
どスッピンで某Drにはシワより肝斑がきになりますね‼︎めちゃ肝斑ありますね!と指摘されましたが。。。
言い訳ですが、妊娠中に肝斑濃くなり、日々の公園通いや、子供に手が掛かり、自分のケアする時間もなく、完全に定着してしまいました(T ^ T)
復帰して3ヶ月。。スタッフに管理してもらいながら肝斑治療にも励んでおります。
新座には最新のピコトーニングがあります!
肝斑治療も新座はなふさ皮膚科まで♡
私のように子育て世代で忙しいママさんや、ズボラで中々続かない人ほどクリニックで治療をおすすめします‼︎
スタッフが管理、アドバイスしてくれます♪
話がそれてしまいましたが、ヒアルロン酸に戻ります。
私がうっていただいた場所は、まゆ山、こめかみ、側頬部、鼻翼横の部分です。
左ののっぺりしたボヤっけ顔が、キュッと引き締まった様に見えます✨
速効性((((;゚Д゚)))))))
次の日にはもっと馴染んでいい感じでした♬
ヒアルロン酸は対処療法と思っている方も多いと思います。私もそうでした。でもシワは放っておくとどんどん深くなりますし、ずっとやり続けなければいけない。と思う方もいると思いますが、ヒアルロン酸は徐々に吸収されてなくなるので無くなったら足さなければいけないのですが、お腹が空いたらご飯食べたり、化粧品なくなったら買い足すのと同じだと思うんです。。。
決してお安いものではないのですが、今、ヒアルロン酸の製品自体も良いものになり、以前より長持ちします。
何でもやり過ぎは良くないですが、ちょっとイイ状態をkeep出来ていれば、毎日をhappyに過ごせます✨
毎日をhappyに笑顔で過ごせればエイジングケアになるのではないでしょうか(^-^)/
2017年3~4月のヒアルロン酸注入実績です。
3月初旬に開催された海外の学会(ADD)で習得した
最新の注入法での施術を行っております。
より多くの患者様に来院頂き誠に光栄です。
さらに貢献していけるよう、精進して参ります。
美容皮膚科の施術の中にはバレていいものと、そうはいかないものがあるように思われます。
私個人としては、どの施術も綺麗に若々しくなれるのであれば、バレてもいいと思いますし、私自身に施術したものを自分でブログに掲載していたりもします。
しかし、現時点では美容皮膚科の施術に関しては、基本的には知り合いにバレない方がよく、こっそりやった方がいい、というものもあると感じています。
シミ治療、アザ治療、ニキビ治療は知り合いにバレてもほぼ問題ないでしょう。
ほくろ除去になってくるとやや怪しく、コミュニティによってはバレない方が好ましいという場合もあるようです。お子さんであれば学年の変わり目にほくろ除去を希望される方が多く、理由を聞くと「友達にバレたくなかったから」という答えが返ってくることもしばしばあります。
注入系、すなわち、ヒアルロン酸注入やしわ取り注射となると、一気にバレない方がいい、という感じになります。
理由としてはやや曖昧で、ヒアルロン酸もしわ取り注射も半年から2年ほどで元に戻りますし、特に顔の形を変えているわけではありません。そういった意味では、完全にシミやほくろを取りきる治療の方が、可逆性という点ではハードルが高いはずです。
理由はさておき、ヒアルロン酸、しわ取り注射の場合は、バレていいことはほとんどなく、いかに自然に仕上げるか、というのが大きなポイントになってきます。
眉がつり上がっているとか、頬が異常に盛り上がっているとか、唇の厚さがやたらと目立つとか、額、目尻に全くシワが入らないとか、顎だけ尖っているとか、涙袋がやたらと目立つ、といった感じというのは、意外に他人からは分かりやすく、基本的にはあまりいい印象を持たれませんので、注意が必要かと思います。
当院では「自然さ」にこだわった注入を行っています。是非一度ご相談ください。
※掲載内容・料金は更新時点での情報の場合がございます。最新の内容、料金は各院へお問合せください。