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夏に多い病気〜あせも〜

夏にはお子様を中心にあせもの患者様が急増します。
汗の通り道が何らかの理由で閉塞し、汗が皮膚の中にたまったり、皮膚の中に漏れ出すことであせもが発症します。

どうして汗の通り道が閉塞してしまうかというと、「垢や汚れが汗の通り道をふさいでしまうから」と思っておられる方が多いのですが、実はそれは主な原因ではないようです。

実際は汗の通り道(汗腺)に黄色ブドウ球菌が増え、それが汗腺の細胞を傷害する事で汗腺がつまり閉塞する、というのが正しいストーリーなようです。
あせや汚れがたまっていたり、皮膚が荒れていたりすると黄色ブドウ球菌が繁殖しやすくなりますのでなるべく皮膚を清潔に保ち、健康な状態を維持する事があせもの予防になると言えそうです。

皮膚腫瘍サイトがオープンしましたので、もし良ければご参照ください。
http://skintumor.jp

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あせもの原因は汚れで毛穴が塞がるから?

あせもの患者様が少しずつ増えてこられているようです。
あせもの原因について、汚れや垢、ほこりが汗の腺を閉塞するため、と思ってらっしゃる方が多いようですが、それが主な原因ではないようです。

透明なぷつぷつができるいわゆる水晶様汗疹は、角質がふやけて膨隆することにより、汗の通りを邪魔する事で発症します。
赤いぷつぷつ、いわゆる紅色汗疹は、汗の腺にいる黄色ブドウ球菌の毒素が汗管細胞を傷害することで汗の通りが悪くなり発症する事が多いようです。

汗疹はとびひなどの原因となりますので、これからの季節は注意していきたいですね。

新座はなふさ皮膚科の内覧会を
5月31日(土)10時〜13時まで
6月1日(日)10時〜13時まで行います。
お近くにお住まいの方はぜひご来院ください。

6月2日(月)9時より新座はなふさ皮膚科開院いたします。
こちらをご参照くださいませ。

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夏に多い皮膚疾患〜湿疹〜

夏に多い疾患の一つに湿疹があります。
湿疹は冬は乾燥、夏は汗や蒸れ、汚れなどが原因となっている事が多いようです

さて湿疹の患者様を拝見していると、よく聞かれるのが
「内臓疾患が原因で湿疹ができているのではないか?」
「何か食べ物が原因ではないのか?」
「飲んでいる薬があわないのではないか?」
という質問です。

どれも簡単に答える事ができない質問ばかりですが、結論から申し上げますと、一過性の湿疹の場合、あまりどれも心配しなくていいと考えています。もし適切に治療を行っても湿疹に改善が見られない場合はご質問のような原因を探っていく事となります。

①内蔵疾患が原因で湿疹が出ているのではないか?
内臓癌が原因で起こる皮膚炎、大藤病というものがあります。
また消化器系の疾患が原因で痒疹という治りにくい皮膚炎ができる事もあります。

②食べ物が原因で湿疹ができているのではないか?
小児の場合はあり得ますが、大人の場合は可能性は低いようです。
大人の食物アレルギーの場合、蕁麻疹として皮膚に発現することが多いです。

③飲んでいる薬があわないから湿疹ができているのではないか?
湿疹型薬疹というものが確かにありますので可能性としては否定できないのですが、それほど頻度は高くない上、診断は簡単ではありません。
血圧を下げる薬、尿酸を下げる薬などによる湿疹型薬疹が比較的多いです。

繰り返しになりますが、これらの原因により湿疹が起こっている事はそれほど多いものではなく、外的刺激によって発症している事がほとんどですので、少し湿疹になったくらいではあまり心配しなくてもいいと考えております。

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湿疹にご注意ください。

ここ数日、湿疹の患者様が増えておられます.
急に暑くなったせいと思われますが、お顔、首、肘などに湿疹ができてしまうことが多いようです.
汗による影響、蒸れ、摩擦などが主な原因と思われます.蒸れてて、ややふやけてしまった肌はデリケートになっていることが多いですので、そこに衣類の刺激、頭髪による刺激などが加わって湿疹に至ってしまう、ということも多いようです.

私の首やネクタイのあたる前胸部などに少し湿疹ができてしまいました。

やはり夏らしい服装を意識して、熱の籠らす、吸水性がよく、柔らかい素材の衣類を着用することが肝心と思われます.我々勤め人にとってはそれが少し難しいのですが、私もカジュアルになりすぎない程度に、なるべくそのような服装を意識したいと思います.

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花粉症皮膚炎にご注意ください

花粉症皮膚炎が気になる季節になってきました。
ここ1〜2週間ほどで少しずつ花粉症皮膚炎の患者様が増えておられるような印象があります.
花粉症皮膚炎というのは元々花粉症をお持ちの方に多いのですが、花粉が顔などの露出部に接触することでかぶれを起こし痒みや皮膚炎を引き起こす疾患のことです.

春先に何となく肌の調子が悪い、顔が痒くなりやすい、という方は実は花粉症皮膚炎であったということがしばしばあります.

花粉症皮膚炎が疑われる方は、ご自宅に帰られたときにしっかり花粉を洗い落とすことが重要となります.また、肌が乾燥していると花粉の影響を受けやすいですのでしっかり保湿していただくことも重要です.

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