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陥入爪、巻き爪でお困りの方に

足の指の巻き爪、陥入爪でお困りの患者様は多数おられると思います。靴を履いて長時間歩くたびに痛くなってしまう、という方も多いのではないかと思います。

爪切り指導やテーピング、外用療法などで治療をしても一旦は良くなっても、また数週間〜数ヶ月して繰り返してしまう、という話も良く伺います。

手術が出来ない施設では仕方ないと思うのですが、それが1年以上繰り返してるようなら手術を行った方が良いと思われます。

当院では保険のきくガター法とフェノール法という二種類の手術でどんな陥入爪にも対応する事が可能です。

■ガター法というのは爪と皮膚の間にチューブを差し込み、爪と皮膚がぶつからなくする方法です。手術翌日から痛みがなくなり通常通り動けるようになります。
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■フェノール法というのは、皮膚に食い込んでいる爪の一部を切り取る方法です。もちろん麻酔下に行いますので痛くはありません。

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2週間ほどで傷は塞がります(別の方の写真です)

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陥入爪手術の一例

陥入爪というのは、足の爪(特に親指ですが)と皮膚がぶつかり傷ができて炎症を起こした状態の事ですが、長期間治らずに困っている方は多いと思います。
長期間治らない場合は、手術適応となりますが、当院で保険適応ではガター法、もしくはフェノール法を行っています。今回はガター法について紹介したいと思います。
ガター法というのは爪が皮膚とぶつからないようにするために爪にチューブをかぶせてしまう治療法の事です。チューブをかぶせた後に医療接着剤で固定するのが普通ですが、すぐにチューブが取れてしまう、という問題点がありました。当院ではさらにチューブを縫合糸で固定するということをしばしば行っております。そうする事で長期間チューブが外れにくくなり完治率が向上します。これといった副作用もない良い治療であると考えております。
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陥入爪、巻き爪でお困りの方は気軽にご相談くださいませ。

なお、7月17日より三鷹院午後の通常診療が始まります。ご予約以外の方も気軽にご来院いただきたいと存じます。

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巻爪(ガター法とは)

ガター法というのは陥入爪(爪と皮膚がぶつかって皮膚に傷が出来、長期間痛む病気で足の親指に多い)の手術方法の一つです。
深爪をしてしまって爪の周りが痛くなってしまったときに良く選択される手術法です.

当院のガター法は一工夫させいていただいております。通常、ガター法というのはチューブを爪に差し込み、接着剤などで固定するだけなので、週に1回程度チューブを入れ直す必要があります.当院では、挿入したチューブを糸で固定するため長期間チューブが入ったままになります.そのため何度も入れ直す必要はなく、大体1回で治療が終了してしまうという点です.

爪が適切な長さになり、爪周囲の炎症が十分落ち着いた時点で外してしまいます。
特に副作用もないですので、陥入爪の患者様にはよく施術させていただいております.

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巻き爪、陥入爪の治療のまとめ

当院で巻き爪、陥入爪の治療を受けられる方が増えております。
昨日だけでも3名の患者様の陥入爪の手術を担当させていただき、本当に陥入爪でお悩みの方が多いのだなあ、と再認識させていただきました。
治療法としましては
テーピング法
ガーゼ法
ガーゼ&パッキング法
抗菌薬外用
抗生物質内服
液体窒素による化膿性肉芽腫の冷凍凝固術
硝酸銀による化膿性肉芽腫の焼灼法
ワイヤー法
プレート法
ガター法
フェノール法
鬼塚法
などがあります。三鷹はなふさ皮膚科ではすべての治療法に対応しておりますが、どの治療法を選んでいいのかわからないというご意見をいただきましたので、簡単に治療法についてコメントさせていただきたいと思います。

巻き爪は、単に爪が巻いており、歩くときに痛みがあるという状態ですので、治療法は巻き爪の矯正ということになります。
巻き爪の矯正は、ワイヤー法や、プレート法などが適しております。

陥入爪とは、爪と周囲の組織がぶつかって炎症を起こしている状況です。
感染を伴っている場合は、まずは感染コントロールが最優先となりますので、抗生剤の内服や、抗菌薬の外用を行い、爪が適切な長さになるのを待ちます。

巻き爪と陥入爪が合併している場合は、抗生剤の内服や、抗菌薬の外用に加え、ガーゼ&パッキング法やガター法などにて爪と組織がぶつからないような手当をして、炎症が落ち着いた段階で、矯正法(ワイヤー法やプレート法)を行います。

化膿性肉芽腫が合併している場合は、液体窒素による化膿性肉芽腫の冷凍凝固術、硝酸銀による化膿性肉芽腫の焼灼法も有効です。

どうしても良くならない場合、絶対に再発させたくない場合は、フェノール法を行います。

以上のように症状に応じて、治療法を使い分けて治療を行っております。もしお困りの方は、気軽にご相談ください。

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陥入爪の治療

 陥入爪の患者様のご来院が増えています。
 陥入爪は、主に足の親指に起こり、巻き爪や深爪が原因で、爪と皮膚がぶつかり皮膚に炎症が起こる疾患です。いったん皮膚に炎症が起こると、皮膚が腫れ、さらに爪と皮膚がぶつかりやすくなります。すなわち、爪と皮膚がぶつかる→腫れがひどくなる→爪と皮膚がさらにぶつかりやすくなるという悪循環に陥り、痛みが数ヶ月も良くならいというということがしばしば起こります。炎症が長引けば、肉芽腫というできものができ、さらに治りが悪くなってしまいます。
 様々な治療法については、こちらに書かれていますが、本日はガター法について述べたいと思います。
 ガター法は爪と皮膚の間のチューブを差し込むだけの非常に簡単な治療で、手術時間は15分程度です。上記の悪循環を断ち切るには非常にいい治療で、何より術後すぐに痛みがなくなるのが良いところです。巻き爪に対する矯正効果はそれほど強くはありませんが、炎症が引けば、爪と皮膚がぶつからなくなり、完治してしまうことがほとんどです。
 当院でも、難治性の陥入爪で、それほど爪の変形が高度でない患者様にはガター法を第一選択肢としております。

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